天の震え、地の涙

2006年02月14日

蛍火

スン、スンと光跡が交差する
月のない静謐な夜でした
星もない静謐な闇でした

天地も危い闇穴に
それでも立っていられるのは
なんとも不思議な気持ちがします続き、こちらにおります

2006年02月09日

眩い朝陽に立ち昇る雲霞にも無関係に
 天の大方は無限の視野を広げている

その先に何があるのか
 人は気になって仕方なく
  飽くなき追求をし続けています

雲は水塵の集まりなのですね
 星は遠くにある太陽なのですね
  いずれ太陽もなくなるのですね

それでも今は、ほら
 ぽっかり奇麗に浮かんでいるではありませんか
  気をつけないと見失ってしまいます

蒼天の月は
 それは何故

2004年12月07日

抱擁

無力を知る。
邪まであることを知る。
美しきことを知る。
忌むべきことを知る。
愛しいことを知る。
大きな力を知る。続き、こちらにおります

街占師

薄ら寒い夜街を歩いていたら、筮竹を掲げた占い師が卓を広げている。
今日は少し気が滅入ったから、一つお願いしてみようと座ってみた。
初老の男性は、何やら難しそうな本をめくっているが、座れば口元が変に蠢く。続き、こちらにおります

2004年11月30日

坊主頭の理由(ワケ)

おいらは「坊」と呼んでいた。
おいらは「坊主」と呼ばれてた。

坊から聞いたアレを実行した帰路に、今はいる。
坊は、まだ幼いおいらの問いに胸を張って答えたもんだから。
おいらは、坊に会って確かめねばならぬ。
続き、こちらにおります