2006年07月10日

真夏の調べに

当時の私は、我ながら厭きれ返るほど先行きどうなることやらという状態で。
全くに今更ながら、何を考えてたんだろうと想う。
「野垂れ死にしたって、大して後悔もしそうにないや。」
そんな想いが常に心中に渦巻いていた。


辛うじて「この世」に留まっていられたのは、今の女房のお陰なんだと想う。
20台も半ばを過ぎようかという折に、当たり前のように恥じず定職もない。
そんな私と結婚した女房に、どんな未来が見えてたのか。
いやまぁ、どうしようもなくなったら
「実家に帰らせて頂きます。」
とでも想っていたのは、まず間違いないわけですけれど。

その後も定職には就いて、数年はソコソコの会社にも勤めたりして。
改心したのかと想いきや地方の中小企業に転職して、
あげく、そこにも居着かず怪しい商売を始めたりなんかして。
それが長女を身籠ってる時期とも重なったこともありました。

想えば、どうせ道なき海路に出航するようなもんです。
そんな女だったからこそ、私も結婚したのかな・・・
それはそれは、期待通りの逞しさです。

そんな女房との結婚前、聞いて欲しいと想って歌ったのが「真夏の果実」だったんですね。
二人で、それはそれは色んなとこに行きましてね。
いやになるほど遊んで飽きず、いや、女房は飽きてたのかな?
今、歌詞を読み返しても、なんで女房に聞いて欲しかったのか分かりませんねぇ、全く。
でも、やっぱり今でも女房見てると、時折、この曲が聞えてくるようで。

この歌、昔の夏を懐かしむような歌詞なんですよね。
今年も夏が来ます。
夏は去年も来た。
毎年、私達には夏が来た。

でも、この歌。
今でも「いつか、そんな想いにひたるのかな」という歌、でもある。
もう、歌のような夏を過ごしてるわけでもないのに。
今でもお前と一緒だからかな・・・「真夏の果実」の夏は、今年ももうすぐ訪れる。



もっとも今では、俺が歌ってもロクに聞いちゃいないけどな!!

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