2006年03月02日

性(さが)

>稲垣足穂の文学は、ムズカシイです(汗)
>男性的な思考で書かれているような…、その感じが似ていると思いました。
by kairouさん

多分、蒼穹の刃に寄せて頂いた御感想。
唸ってしまう。
この「思考・感覚の違い」というのは、何に由来するのだろう・・・

kairouさんの感想は、恐らくはストレートで、そうとしか書きようがないものなのだと想う。
この前段として稲垣足穂に似た感じを受ける、という一文を頂戴したのだけど、
「一連」の感想として、凄く「理解」出来る気がする。
でも、ここで言う「理解出来る」は「分からない」と同義だ。

奇妙なことに、私が受けるkairouさんとミヲリさんの印象は非常に近い。
それを一言で表現するなら、やはり「女性的な思考」なのだ。
つまり、少なくとも私には分からない。

このお二人の文を拝読していると、不思議に学生時代に親しくしていた女性達と重なる。
そして、kairouさんの一言を受けて非常に不思議な「トリップ感覚」に囚われた。
私と多少でも話が合う女性というのは、失礼な言い方になるのだが、非常に定型的な側面があった。
ある見方では非常に男性的で、当の男性をタジタジにしてしまう強さを持ちながら、この上なく女性的。

逆に、私は非常に女性的で、当の女性がウンザリする優しさ(?)を持っているようで、この上なく男性的だ。
自分で書くのは恥ずかしいが、多分、そうなのだと想う。
巻き込んでしまっては恐縮だけれど、風さんに、私は甚く自分を観る想いをする。

間違いなく、その本質にあるのは「私が男性で、あなたは女性ですね。」と言いたくなるような、そんなナニカ。
だから、両者は全くに相容れないナニカを挟んでしか、会話をしえない。
そして相容れないナニカがあるからこそ、会話が成立し得るという。

その分からないナニカを、敢えて一言で現せば「さが」ということになるのかもしれない。
あまりに陳腐、そして何も見えない言葉だ。
まるで、ただただ体が重く、ただただ暗さを増して、やがて全ての光が失せてしまう穴に落ち込んでいくような。

今、そのナニカを分かろうとは想うまい。
でも、もし・・・もし、いつか、そのことが書けるときが来たら、書いてみたい。

それは、書こうとして書ける類のものではない、そんな気がする。

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この記事へのコメント

1. Posted by ヵヮィィ☆ブログランキング   2006年03月02日 14:34
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2. Posted by 綾見由宇也   2006年03月04日 11:50
自分は、「いやに中性的だなあ」と恒に自身を虐げて生きてきました(笑)。ゆえに、私の書くものに対して、もしも男性的なナニカ、それが「性」なる感覚から書かれた物、発せられた物だとお感じになられるならば、それは多分に「そうなのかもしれん」としか答えようがありません。これまでの私自身の恋愛事象みたいな出来事を、私なりに追想した場合、私にはやはり、その恋愛対象者から鑑みてナニカが足らなかった。自分を、これまでとは違った視点で顧みることが出来て、大いに参考になりました。綾見由宇也
3. Posted by kairou   2006年03月04日 20:33
まっく近影って…(笑!)

女系の家に育ち、女子校出身の私には、まっくさまの文章は凄く男性的で、ときに弾かれてしまうときも、しばしばです。男性が数人かたまって話しているのを見ると、入るな!と拒絶されているような、あのカンジに似ていると思います。綾見さまは中性的な文章なので入りやすく、私には馴染みやすいです。一方、この私の文章は、男性だと思っていました、とよく言われるのですが、自分では分かりません…。でも見た目は男性的です。とくに結婚して苦労してからは、白髪も増えましたし。はい、自爆しました(汗)
4. Posted by まっく   2006年03月06日 10:53
綾見さま、こんにちは。

多分に個人的な印象にて恐縮です(汗)。

>自分は、「いやに中性的だなあ」と恒に自身を虐げて生きてきました(笑)。
実は、私も同じ感覚を持っていました(^^;
その後、色々な方と出会い、またツラツラと感じ想うところを現すと、今回、書かせて頂いたような、と。

一般論的には中性的、ということではあると想います。
その意味では「猛々しい(?)逸話を持つ中也」の中にも、非常に中性的な印象を、私は持ってしまいます。
5. Posted by まっく   2006年03月06日 11:04
kairouさま、こんにちは。

私は高校から、ほとんど男子校だからか、kairouさんの逆の感覚を持ってしまうのかしらん???

kairouさんの文章からは女性的な鋭い・・・多分、女性的感性の鋭さだと想うのですが・・・けれど優しい眼差しを感じます。
奇妙なことに、内容も文章は全く異なるのにミヲリさんから受ける印象も非常に似てます。

で、私の文章は男性視線の女性的なものだと想ってました(爆)。
綾見さまには非常に親近感を覚えて・・・やはり、私の感覚が(ry

p.s.
kairouさん近影も中々に素敵です(大爆)

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