2004年12月24日

裏返りジグゾー

夕焼けの写真と朝焼けの写真
仮に知らない場所の 二枚を並べられたら
私は区別がつかないだろう

なのに夕暮れ時には フと寂しさを感じてしまう
何が寂しいのかも分からずに 寂しくなってしまいます

稀にしか見ない朝焼け時には ハタとヤル気に満ちてしまう
何がやりたいのかも分からずに ファイトに溢れてしまいます

子供の頃は 夜は魑魅魍魎が出る不思議なあやかしの闇にドキドキし
学生時代は 夜は男女入り乱れての乱痴気騒ぎに春を謳歌し
きっと 夕暮れ時は寂しいばかりではなかったはずなのに

子供の頃は 行きたくもない学校のことを考えては駄々をコネ
学生時代は 惚けた快感が虚しさに変わっていくのに情けなくなり
きっと 朝日が昇るとて 嬉しいことばかりではなかったはずなのに

同じ一葉の写真の表裏 なぜにこうも違うのだろうか
そこには 忘却の彼方に葬られた記憶が宿って
想い出せと叫んでいるかのようだ

全てを面白おかしく過ごすだけが人生とは想わない
それでもやはり、パズルの裏表を引っ繰り返したくなることがある
明るい燦々たる陽射しに いつでも包まれたいと想うことがある

眉間にシワ寄せるために生きているのではない
そう叫びたくなることがあるのだ

私は叫び続けよう 大声で叫び続けよう
パズルが面白おかしく組み立てられるように

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