2004年12月17日

昼の星 夜の太陽

昼日中に青空を見ながら、君は問う。
「星ってあるの?」

さてや、あると答えるが正しいか?
あると言えばあるのだが、次の問いには答えられまい。
そう想えば言葉も詰まる。

「僕は、星はある、と信じているよ」
余りに情けない答えに君の顔を見ることも出来ずに眺める青空。
目を凝らしたって、星は、やはり見えない。

真夜中に銀河を見ながら、君は問う。
「太陽ってあるの?」

さてや、あると答えるが正しいか?
あると言えばあるのだが、次の問いには答えられまい。
そう想えば言葉も詰まる。

「僕は、太陽はある、と信じているよ」
余りに情けない答えに君の顔を見ることも出来ずに眺める銀河。
目を凝らしたって、太陽は、やはり見えない。

君の問いは難しい。
僕にはとても、難しい。

僕は、自分がいるらしいことには気付いたが、
君の手を握るまでは知らなかったんだよ。

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